ピースオブケイク
【監督】田口トモロヲ
【上映時間】121分
【製作年】2015年
【製作国】日本
【ジャンル】ラブ
【メディア】Netflix
【あらすじ】
流される恋愛ばかりしてきた主人公志乃。心機一転、引っ越しをした部屋の隣の京志郎と出会うが、彼には彼女がいた。同じバイト先の川谷にも流されながら、志乃はどんな恋愛をしていくのか。
【感想】
こういうラブコメみたいなジャケ写の邦画は好きじゃないんやけど、これはコメディではなく、「男に流されてきた私のこと言ってる?」みたいなグサグサ感を「深い映画」と勘違いして何度も観てしまう映画。←
一人でも観たし、友達とも観たし、これからどうにかなりそうな男と観てこの映画観ながらどうにかなったこともあった(赤裸々)。
まずね、菅田将暉のキスシーンがエロすぎるんよ。どこにおるん、居酒屋で酔っ払って私がトイレから出てくるの待って強引にちゅーしてくる人。←
綾野剛の方が色気あると思ってたのに、私はこの映画内では菅田将暉の圧勝やと思った。
志乃みたいに、なんとなーく、チューされたけどいやじゃないしむしろ何か気持ちいいし、って流されて始まる関係ってなんなんやろね。後で考えたら別に好きとかじゃないって分かるのにね。しかもめちゃくちゃ孤独とかじゃないんよ。凄く私寂しいです!とかじゃないねん、友達もおって相談相手もおってさ。やのに、その場の“そんなに嫌じゃない空気”に流されて、“なんか嫌な自分”になるこの流れね。
わからん人にはほんまにわからん主人公の気持ちやと思うし、わからんでいいしわからん方がいいと思う。だから健全な恋愛を出来たきた女友達には見せられへんかも。
いつかこの映画に共感とか、キュンキュンとかしなくなる自分になりたい。
【映像】★★★☆☆
【脚本】★★★★☆
【キャスト】★★★★☆
【BGM】★★☆☆☆
【グロ度】☆☆☆☆☆
【エロ度】★★★☆☆
【総合評価】★★★★☆