YU's movie Nights

私の、私による、私のための映画日記。

KOTOKO

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KOTOKO

【監督】塚本晋也

【上映時間】91分

【製作年】2011年

【製作国】日本

【ジャンル】ドラマ

【キャスト】Cocco

【メディア】TSUTAYA TV

 

【あらすじ】

世界が二つに見えてしまう琴子は、息子を大切にするあまり、過度な神経質になり精神を崩していく。彼女の世界は一つになるのだろうか…?

【感想】

なかなかにショッキングな作品を観てしまった。どんなホラー映画を観ても怖がらない私が、ホラー映画ではないこの作品を冒頭から「こわ!こわ!」と言いながら覚悟して観ていた。音が、カメラワークが怖かったのである。

世界が二つに見えると言われても、この作品を観ていなかったら一体どう言うことかわからないと思う。

簡単に言うと、良い人に声をかけられても、その人が悪い人だったとしたら…?という幻覚を見てしまう感じ。何もされてないのに襲われている感覚になってしまう。

そんな症状を持っているのに、子どもを産み、一人で育てるという不可能さ。なんでなん無理やろ、と思ってしまうけど、琴子からしたら大事な大事な息子を守ることに必死。

でもやっぱり危険な目に合うことばかりで、息子とは引き離される。

私にはそれがいいと思った。だってラストのシーンを予想できたもん。あかんってって。

監督は、琴子の状態を「一つの世界観」として描きたかったんやと思う。でも客観的に見て、私は重症な精神病にしか見えへんかった。一刻も早く病院に行け!という思いで見てた。じゃないと琴子自身も危険やから。

途中で出てきた男性は結局なんやったんやろうという疑問はあった。

琴子のことを抱きしめ「大丈夫です!大丈夫ですよ。」と言う男性には感動で泣きそうになったけど、攻撃的な琴子に腹が立った。いやもう逮捕しよう?そして病院行こう?のループ。

結末は、世界が二つのままやったという私の感想。絶対一つになったわけじゃないと思う。

ちゃんと治療して。もうこれしかない。

Coccoの演技力にはスタンディングオベーションしたかった。女優一本でやれると思った!

 

【映像】★★★★★

【脚本】★★★★✩︎

【キャスト】★★★★✩︎

【BGM】★★★✩︎✩︎

【リピート度】✩︎✩︎✩︎✩︎✩︎

【グロ度】★★★★✩︎

【エロ度】✩︎✩︎✩︎✩︎✩︎

【総合評価】★★★★✩︎