マルコム&マリー
マルコム&マリー (Malcolm & Marie)
【監督】サム・レヴィンソン
【上映時間】106分
【製作年】2021年
【製作国】アメリカ
【ジャンル】ラブ
【キャスト】ゼンデイヤ/ジョン・デヴィッド・ワシントン
【メディア】Netflix
【あらすじ】
映画監督の夫マルコム、その妻マリー。授賞式の挨拶で自分の名前を出してくれなかったことにキレ続けるマリーとマルコムの夫婦喧嘩を、同じ家という舞台で100分に渡って映し続ける。
【感想】
わかるよ、わかる。「名前を呼んでくれなかった」こと自体に怒っているのではなくて、「忘れたってことは普段から感謝してないってことやろ?」ってところに悲しみと怒りを感じるわけよ。なのに夫は、「名前を言い忘れたぐらいでそんなに」と今晩一つのミスとして捉えてる。ちがうねんちがうねん、普段からの行いの結果が今晩のミスやねん。母親やスタッフの名前を出してスピーチしてるのに妻の名前は出さないって、公共の場での嫌がらせやん。
やのに夫のマルコムはひたすら自分の思いや主張を息継ぎなしで語り続けて、ヒステリックで黙れない男はみっともないなぁと感じた。
もちろん妻マリーも、思ったことを時差で責めるとか、言いたいことをまとめて話せないとか欠点はあるんやけど、でもそういう状態にさせたのはマルコムのせいやしな?
女やから女の味方をしたいわけではないけれど、これはマルコムが男らしくない(むしろダサすぎる)わ…。
でもなんか男女がうまくいってない話って傍から見てたら面白いよね。(性格悪い)
【映像】★★★✩︎✩︎
【脚本】★★★★✩︎
【キャスト】★★★★✩︎
【BGM】✩︎✩︎✩︎✩︎✩︎
【リピート度】★★★✩︎✩︎
【グロ度】✩︎✩︎✩︎✩︎✩︎
【エロ度】✩︎✩︎✩︎✩︎✩︎
【総合評価】★★★★✩︎