YU's movie Nights

私の、私による、私のための映画日記。

愛の渦

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愛の渦

【監督】三浦大輔

【上映時間】123分

【製作年】2014年

【製作国】日本

【ジャンル】エロ/ドラマ

【キャスト】門脇麦池松壮亮新井浩文

【メディア】Netflix

 

【あらすじ】

SEXしたい人だけが集まる乱交パーティーサークルに参加した男女8人が、部屋の中で繰り広げる剥き出しの欲望と、人間が持つ感情の嵐。午前0時〜5時までの間にどんな世界がこの部屋に待っているのか。

 

【感想】

まず観終わった今の感想。

「ただのエロ映画やろと思っていてすみませんでした。」

乱交パーティーって、あのワイルドな顔した窪塚洋介がタバコ咥えながら言うからさ、絶対喘ぎ声が響き渡ってるカオスな部屋が映されるんやろなと思ってイヤホンして観たわけよ。そしたら、違った意味でカオスな8人の状況が映し出されたよね。

「はい、スタート。好きにヤッてください。」

と言われた後の、皆んなどうしていいかわかってないシーンとした空気よ(笑)

自己紹介から初めちゃったりして、ここは相席屋か!とツッコんだ。

徐々にそういう雰囲気になって、喘ぎ声が聞こえるシーンが続くんやけど、一方ではSEXしていない男女が他の参加者の噂話や悪口を言っていたりして。

あぁ、人間ってどうしてこうも醜いのかと思うと同時に、人間ってこうよな、これが人間やんなという安堵感もあったりして、いつの間にか自分も乱交パーティーの参加者になった気分で観ていた。

童貞やから来てはいけないのか、太っているからキモいのか、臭かったら不潔なのか。

優劣の決めつけのオンパレードが続く中、恋のような感情も動いていたりして、その小さな恋の芽生えを、門脇麦池松壮亮が見事に演じていた。

でもこの映画は、そんな二人が午前5時を過ぎてからどうなるかなんてことは重要じゃなくて、何故、二人は乱交パーティーというサークルに参加して、どんな5時間を過ごしたのかという認知の問題やった。

「あそこにいたのは本当の自分だと思ってます。」

いつどんなときどこで誰と過ごしている自分が本当なのかなんて、人によってそれぞれ違うもの。ここにいるから全てが偽りだなんてことはない。

「イッた後、おっぱいなんかいらねえって思うじゃないすか。その時間がずっと続けば俺、東大行けたと思うんすよ。」

だなんていうクッッソwっていう台詞に笑わされながらも、実はめっちゃ深くて、人間臭い映画やったなと私は思いましたね。まさか乱交パーティーでこんなに考えさせられるとは思いもせんかったな…。

 

【映像】★★★☆☆

【脚本】★★★★☆

【キャスト】★★★★☆

【BGM】★★★☆☆

【リピート度】★★☆☆☆

【グロ度】☆☆☆☆☆

【エロ度】★★★★★

【総合評価】★★★★☆